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読売新聞記事と年齢の訂正
活字文化講座の記事が10月30日付の読売新聞に掲載された。私は普段から自分の顔写真が露出しないように配慮している。今回のメインは川上未映子さんなので私の写真は出ないだろうと思いながら、記事のやりとりのついでに新聞社に伺ったところ、真正面を向いている写真を使用予定とのことだった。誠に恐縮ながら、横顔か私の顔が出ないものをお願いしたい、とお願いしたところ、写真をいろいろと探してくださってご対応くださった。そのときは、私を横顔にすると、同僚の川上先生も横顔になってしまうだろうとのことで苦渋していらっしゃる様子もうかがえた。 本日記事を見たところ、私が真横、しかし川上先生は真正面を向いている写真が使用されていて本当に感謝。読売新聞の担当者さん、本当にありがとうございました。
昨日自宅で『東北学』という雑誌を受け取った。宮崎駿特集だ。執筆者のプロフィールを見てみたら、私の年齢が1950年代生まれになっていて本を落としそうになった。数年の間違いならまだしもこんなに異なる年齢にされては困る。大学教員というのは、(ほかの仕事でも同じだろうが)年齢によって外部からの仕事の依頼内容が変わることがある。あるいは、ある学科で新しい教員を着任させるときには、学科の教員の年齢バランスを考慮するため、年齢が大変重要になったりする。実際、数年前には、私の年齢についての問い合わせが母校にあったという。いったいどのようないきさつで、こんな間違いが生じたのか? そもそも私は年齢を非公表にしている。それを確認もせずにしかもまったく間違った年齢が掲載されしまった。これが情報として事実化してしまう危惧がある。編集担当者に問い合わせた。電子辞書か何かで調べたのだと思うとのことだったが、正誤表は出せないと言う。
この雑誌は市販される。しかも宮崎駿特集。頭が痛い。
さきほど姪にメールをしたところ、まだネット上には1950年代生まれ説はなかったよ、との返事があった・・・。
2010/11/09(火)
18:19
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読売新聞 活字文化講座
読売新聞活字文化講座が専修大学で開催された。
作家の川上未映子さんをお招きし、ご講演していただき、その後同僚の川上先生と米村でトークセッションをした。
朝、起床して窓の外を見ると、予想以上に暑そうだった。夏服のスーツも秋服のスーツもどちらもそぐわない。対談者なので、なるべく目立たないカラーの服装にしようと黒とアイボリーの組み合わせで出掛けた。対談などでは、服装にとても気をつかうもので、講演者の方からも問い合わせがあったりするのだそうだ。
関係者は12時に集合し、昼食をとりながら打ち合わせだったのだが、川上さんは一緒に召し上がらないのではと思い、かといって、私たちだけが食べているのも気がひけるので、私だけ早めに昼食をとらせていただくことにした。でも皆さん集合時間よりも早くお越しになったので、私一人が「早弁」しているような感じになって、なんだか・・・。
打ち合わせが済んでから、新聞社の方と雑談していた。就職試験の担当者は、学生の大学名がわからないままでエントリーシートだけで判断し、面接するのだそう。かつては早稲田の卒業生などが多かったが、最近はばらばらで、日東駒専の卒業生も記者になっているという。しばらくして学長が挨拶にいらっしゃった。川上さんは発熱の状態でいらっしゃったので、学長は、ご無理をせず、同僚と私二人は、しゃべるプロなのだから、ほっといても90分ぐらいしゃべり続けるから、任せておけばよい、とのこと。私ばかりが話していて、フロアーからクレームついたらどうするんですか・・・と冗談めいて話ながら、それでも、トークセッションでは、なるべく私がゆっくりと長く話すことにした。
今回の講座は事前申し込み制だったのだが、とくに若い年代の方からの多数の応募があり、抽選だったそうだ。関西からもお越しになった方がいらっしゃった。
講演、トークセッションの後も、サイン会、川上先生のゼミが発行している雑誌SHOWの取材と、川上さんは、体調をおして長時間おつきあいくださり、大変だったのではないかと思う。
そうそう、司会をしていた学生さんはアナウンサー希望なのだそう。今年は日本文学科からNHKのアナウンサーに就職が決まったそうで、続いてくれると嬉しい。
2010/10/03(日)
10:44
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『ノルウエイの森』の映画化
後期は村上春樹の授業。前回はほぼオリエーテーションだったので、本日が実際の第一回目。
村上春樹の第一作「風の歌を聴け」の登場、村上春樹の略歴、日本文壇における評価などについて講義する。安原の原稿流出事件についてはついつい話が長くなる。
昨年度よりなにかと話題になった『1Q84』。しかし村上春樹の小説が社会現象となるのは二度目で『ノルウエイの森』の前例があると説明した。そしてこの12月には映画が公開されることも。
私が村上春樹の熱心な読者になったのは、大学2、3年の頃だったろうか。その頃は、村上春樹がこれほど多くの人に受け入れられる作家になるとは思ってもみなかった。
ユーチューブで『ノルウエイの森』の映画の予告や抜粋などを見た。村上春樹は『ノルウエイの森』の映画化を拒んでいるという話をずっと昔から耳にしてきたので、自分がこの作品を見ることになろうとは・・・。
自分がこの時代に生まれてきてよかったと思うことの一つは、村上春樹の同時代読者になれたことだ。
2010/09/29(水)
21:12
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映画「赤毛のアン」
先日、渋谷アンジェリカに「赤毛のアン」をみてきた。アニメーション映画監督・高畑勲さんがテレビシリーズの「赤毛のアン」を再編集したものだ。
テレビシリーズの「赤毛のアン」は再放送したものを時々見ていた。最初にみたときは、アンのキャラクターデザインになじめず、それほど夢中にならなかった。だがモンゴメリの原作(翻訳)を新潮文庫で読んでいた。シリーズを何冊か読み、なかでもアンが結婚し、家を去ったときのシーンがとても印象に残っていた。
マシューとマニラとの兄妹が養女として育てたアン。アンを育てあげ、アンが結婚するためグリーンゲーブルズを去ってゆく。アンを乗せた車が丘の上の向こうの方に去ってゆくのを見送ってから、再び家の中に戻ろうとふりむいたマニラの顔がひどく老けてみえた、というところで高校生だった私はひどく感動した記憶がある。
ずっと私は血の繋がらない子供を育てたい、と思っていたが、そう思い始めたきっかけも、もしかしら「赤毛のアン」の影響だったのかもしれない、と思った。そういえば、私は飼っていた犬にもアンという名前をつけた。
そして再編集版の「赤毛のアン」。映画が終わったとき、私は拍手をしたい気持ちでいっぱいだった。アンかグリーンゲーブルズに引きとられるまで、つまりテレビシリーズの6話分の再編集版という。
当初はマシューの農作業の仕事を手伝ってくれる男の子を引き取る予定だった。しかし、手違いで来てしまった女の子を“ただ育てるため”だけに引き取る。自分のための子供ではなく、子供のために引き取ろう、と発想を転換するのだ。
先日、私の友人が子供が9歳になった、18歳で自立するとすれば、あと半分しか子供と一緒の生活は楽しめない、と言っていた。人生が80年とすれば、成長してゆく子供と過ごせるのは、わずかな時間だ。
当初、渋谷か大阪周辺でしか見ることができない、と思っていたのだが、名古屋、石川などでも上映されることが決まったようだ。多くの人に見てほしいと思う。
アニメに詳しい学生が研究室に来てくれて教えてくれた。この再編集版は以前にVHS化されていたもので、近くDVD化されるのだと。この再編集版はぜひ入手したいので、とても嬉しいニュースだった。情報提供に感謝。
2010/09/20(月)
18:00
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堂々巡り
いまとりかかっている原稿を早く書き上げて、一日も早く次の別の原稿にとりかからなくてはならないのに、ずっとパソコンに向かっているのに、すすまない。スケジュール的にもすすまない、などと言ってはいられないのだが。時々、こういうときがある。というよりも、こういうときの方が多いかもしれない。こういうとき、自分はやはり研究者には向いていないのではないか、と何度も何度も自分に問いかけ、自分を責めた大学院生の頃を思い出す。こういう弱音をはくとき、そういうときには気晴らしに何かをした方がいい、という助言ももらうのだが、でも、気晴らしをする余裕なんてないほど、時間に追われているという事実が、気晴らしを自分に許さない。
授業や誰かに直接教えたり伝えるための準備の場合は、こういう堂々巡りは起こらない。しかし「この文章は究極のところ、いったい何のためになるのだろう?」という問いが解消されえないような仕事の場合・・・本当に指が止まってしまう。「虚学」。
こんな重いこころを抱えながら対処しなければならない仕事。でも仕事だからやるのだ、というプロフェッショナル意識を持てばよいかといえば、そうではない、と思う自分がいる。仕事がすすまない自分がいることを、逆説的ながら、自分の救いにしてみようと思っている。単なる、いま自分の仕事がすすまないことについてのご都合主義的な解釈だとしても。
2010/09/17(金)
22:45
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残暑の中の夏休み
七月後半、夏休みに入ってから、文字通り一息つく暇もなかった。試験の採点、終日の集中校務の一週間、そして書評を書き終えたところでゼミ旅行、翌日から国会図書館の調査、帰宅してから原稿依頼にとりかかる。この土日は文字通り一歩も外出せずに缶詰になっていた。少し遠方のプールに出かけた家族が日焼けして戻ってきたが私は外出したときと同じ姿勢。昨晩の深夜に書き終えて、メール添付で担当の方に送付した後、ようやく照明を落とした状態で就寝した。ここ数日、夜間も本格的に寝ないように照明をつけたままだったからだ。
今朝、昨日までの関係資料収集して別の場所へ置き、今日からの関係資料を机のまわりに置く。段ボール一箱分はあるだろう。今日からは国会図書館蔵書の調査の続きと、別の書評にとりかかる。
2010/09/06(月)
09:27
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