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読書によって救われる(?)
講義の論述試験で、松浦理英子の長編小説で気に入った文章とその理由を書かせる設問を入れた。今日は一日答案用紙に向かい合っているのだが(採点はなかなか進まず、たぶん徹夜になる)、上下巻にわたる長編小説を読了し興味深い文章を引用してくれる学生が多いため、私にとって刺激的な採点作業となっている。その小説は、普段の生活を送る限りは、決して体験しないような事象に遭遇した主人公が、そのことで様々な出来事に巻き込まれ、多くのことを学び、成長してゆくもの。学生たちは小説のいくつかの文章に「救われた」と記している。
小説を読む愉しさの一つは、やはり素敵な文章、考えさせる文章、唸らせる文章と出会うことができることだと思われる。それが短文、単文のみで読んだときには、通り過ぎてしまうような文章でも、小説のある文脈の中で必然性を以て語られているときには、やはり読者の心を揺さぶるのだろう。学生たちは気に入った理由を記してくれるのだが、いままで自分が考えてきたことや体験したことを改めて見つめ直す、考え直すきっかけになったことを記す。
さらに驚いたのは、学生たちが想定以上に「大人」だということだった。
たとえば、“愛情に恵まれていれば、まったくの理想的な状況ではなくとも、それで十分に幸福である” という文章。私が二十歳前後の頃には、実感を伴って考えることができなかったと思われる。たとえばほとんど会うことができない遠距離の恋愛、セクシュアル・マイノリティの愛情、世間からは理解が得られない関係性を具体的に考えているようだ。(私については、今は、少しならわかるようになったと思う:笑)
2015/01/22(木)
23:00
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