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コロナ禍でオンライン授業を行ってきた。
ゼミナールや一部の講義は対面(実際にはハイブリッド)だった。
オンライン授業は2年目になる。
アニメーションの授業は、著作権の関係上動画はオンライン配信では使えず、授業内容全体を組み替える必要があった。
そのため、オンライン用に数ヶ月前から準備することになった。
今年は、ジブリの講義で400人を超え、大学で通常使用しているテレビ会議システムの上限を超えたため、
ライブストリームにチャレンジすることになった。ただし、これは一方通行的に私の講義の映像を送るだけで、学生とやりとりをすることができない。初回の授業で、学生に感想を聞いてみようと思っていた。
担当部署に何度か赴き、ライブストリームの使い方を教えてもらい、TAさんとテストを試みるものの、
設定の不具合や、使用する画面共有中に不具合が出た。そして、初回の授業。
学生とのテストでは、ほとんどの学生が参加することができず、感想を聞くことができなかった。
急遽、従来のテレビ会議システムに切り替え、学生を一定の人数に分けて、2回授業を行った。
新学期はすでに始まっている。来週までには善処したい。独自で、別の大人数のテレビ会議システムを契約しようと考えている。

テレビ会議システムは、私は授業や会議によって、google meet, teams,zoom,スカイプ、webex と5つのシステムを使うことになっている。
それぞれがシステムを更新し、ある日突然、いろいろな操作ができるようになる。マニュアルも随時更新。
ネット上のマニュアル片手に勉強するも、そもそもマニュアルが古かったり、なかなか操作の習得に追いつかない。
まわりの教員も同じ状況だという。
別の授業では、ネットワークに詳しいの学生さんが、質問タイムで残ってくれて、個人的に映像資料の画面共有の最適化を教えてくれた。
親切に大変感謝。一年ぶりに、映像資料が、きれいに映るようになって、こちらの授業も大きく改善できる。

昨年も新学期は試行錯誤続きだったが、今年は昨年の反省を踏まえ、いろいろ上手くゆくようにと願っている。
2021/04/16(金) 10:03 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
今日のバンクーバーは、久しぶりに青空で雨の季節がもうすぐ終わることを感じさせる。
ちょうど一年前、夏からの在外研究で滞在する住まいを決めようと、この辺りを歩いたことを思い出した。・・・・在外研究の準備は、結構大変だった。受け入れ大学の書類の準備から、ビザの手配、住まいの探しや契約書の作成、わからないことが多い上に、英語特有の言い回しを一つ一つ確認した。姪の学校や住まいもどこかベストなのか、とにかく情報を集めた。あれほど頑張ったのに、もうすぐ在外研究が終わるのだと思うと、なんだか少し報われないような気持ちになる。夏からほぼ同時期に来た姪は、一昨日、一足早く帰国した。私はもう二か月。・・・毎日が慌ただしく過ぎて、本日を迎えたけれど、少し余裕ができると、留学生の人たちは、ときどき自分を見失いそうになるようだ。その感覚はいま実感できる。・・・・・はるか昔、大学生のときにロスに一年いたとき自分がとても小さな存在に感じた。一方、大学院生のときにソウルに留学したときはもう少し気分が楽だった。街を歩いていても紛れることができたから。いま、バンクーバーでは、少し大変な気がする。
2020/02/02(日) 09:09 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
カナダのバンクーバーで研修中。ブリテッシュコロンビア大学で研究している。ゼミ生からもらった、ブランケット、リストレスト(パソコンを打つときに、腕をのせるもの)が大助かり。毎日、お世話になっている。
 先週はgreat meetingがあった。16歳のときに、カナダで二週間ホームステイした家族と再会できた。当時の子どもたちも、飛行機で各地から集まってくれた。
2019/12/08(日) 23:15 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
学会発表、研究調査、ジブリ&宮沢賢治のイベント講演等で、ヴェネチア、イギリスのウィールズとロンドン、カナダのトロントに滞在した。飛行機が遅れて、搭乗口で4時間待たされたり(アナウンスも搭乗時間を一時間すぎてようやくあった)、そのため、真夜中にイギリス・ヒースロー空港に到着、途方に暮れ、次のバス来るまで誰もいない吹きさらしの待合室で2時間以上待ったり、トラブルに巻き込まれ救急病院に行ったり、かなりタフな経験をいくつもした。中でも、トロントの人たちに向かって英語で話をしたことは、想定以上に私にとって試練だったが、会場からいろいろな質問をいただき、多く学ぶことがあった。       
出発前は、一か月の出張で身体が持つのだろうかと思ったが、困ったのは「時差」。真夜中に目が冴え、お昼過ぎに、頭がずどーんと重くなるのは、初めての経験だった。時差ボケ特効薬のようなものがないと、まともな仕事ができそうもないい。・・・・とりあえず論文執筆に勤しんでいる。ということで『まほろ駅前多田便利軒』を読み返しているのだが、何度読んでもよい小説だと思う。
2018/09/07(金) 02:14 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
明日は大みそか。あざみ野ガーデンから大学の研究室まで、グーグルマップに頼って歩いてきた。初めて見る景色。住宅街、テニスコート、長い滑り台のある公園。一時間ほど歩いて見慣れた聖マリアンナ病院の前に出た。・・・思えば、私たちの人生も同様なのかもしれない。日々、ルーティンワークをしているような気がしても、決められたレールの上を歩いているような気がしても、あるとき、ほんの少し道を変えただけで、まったく異なった景色がそこに現れる。・・・5年後、10年後、どんな景色がみえるのだろうか? きっと、いまの想像をこえるような景色だろう。でも、それは、必ず幸福な景色なのだ、と思う・・・思いたい。・・・仕事が立て込んで年賀状投函が遅れてしまった。明日こそは。
2017/12/30(土) 20:56 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
日本アニメーション学会が青森県で開催されたため、太宰治の生家・斜陽館に足を運んだ。今となっては昔のことだが、大学院生のとき安藤宏先生による太宰治についての集中講義を受けた。斜陽館には斜羊羹(しゃ・ようかん)が売られていると聞き、授業中ずっと笑いをこらえていた。近くの売店に、本当にその羊羹が売られていた。斜陽館から歩いてすぐのところに、太宰治の『思ひ出』に描かれた地獄絵のある雲祥寺があった。・・・・高校1年生の春、少しだけ小説を書いたことがある。それは、主人公が、太宰が見たという地獄絵に感化され、罪意識を持ち必然の死を考えるという拙い文からなっていた。原稿用紙にして2,3枚の出だし部分のみの分量だったけれど、一年後ぐらいに、その小説を読んだ同じクラスの子が、小説の出来はともかく、主人公の気持ちに素直に共感できたからぜひ続きを書くべきだ、と言ってくれた。少し嬉しかったけれど、小説はそれっきりになった。その地獄絵は、本当にあった。何十年の後に、自分が目にする日が来ようとは・・・。飛行機で帰路についた翌日、教授会等の会議のあと、再び、大学から直接空港へ向かった。オーストラリア、冬だった。パネル発表をしたあと、しっかり風邪をひいたが、帰路は朝5時過ぎに空港に到着。コインロッカーにスーツケースを預けたまま、大学へ向かい、夜まで研究室で仕事。さすがにふらふらになった。・・・私は、生活費を稼ぐために研究をしているのではなく、研究するために働いているのだと思った。
2017/07/04(火) 23:30 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
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