しばらく諸事情で日録を記す気持ちになれなかったが、私の研究対象である宮沢賢治もやはり私と同じ事情ゆえに半年間の空白の後に執筆を始めているので、私もそろそろ開始しようと、ようやく、前向きになることにした。
今日は、ご退職なさる先生のところへゼミの引継ぎのために出かけた。はじめてお話をする先生で、数日前からとても緊張していた。というのも、その先生は日本近代文学研究において新たな領域を開拓された先生だったので、私は大学院生のときに、先生のもとで研究なさる院生をとても羨ましく思っていたからだ。同じ研究をしたかった私は、その領域についての論文を書いたこともあったのだが、当時の私の所属する大学院では認められず、所属大学院の先生からその領域に携わることについてお叱りを受けたこともある。一方、今日私が訪問させていただいた先生は、その領域で活躍する大学院生を研究者として多く輩出なさっていた。
数年が経ち、その先生のゼミの授業を私が担当することになろうとは、自分で大丈夫かという不安と、しっかり教育・研究しなければというプレッシャーをずっと感じている。引継ぎの話に伺った先生は、これまでの学生の卒論や、ゼミ発表の資料やいろいろなものをお渡しくださった。ゼミの進め方か学生への対応など、不慣れな私にとても面倒見よく教えてくださった。
ちゃんと引き継がなければ、と改めて思った次第。
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