ポーランド、チェコの研修から帰国したとき、知人からの第一報は、アニメーション監督の宮崎駿監督の引退発言についてだった。少し前から、宮崎監督はある方に後継者を決めているのでは、と考えていたが、突然の引退表明に驚くばかり。
『崖の上のポニョ』も『風立ちぬ』も、私は個人的にはとても好きな作品だ。80歳を超えても作品を作り続けるアニメーション監督、作家さんはいる。その時代、その時点でしか生み出せないものがある。そのタイミングを逃すことなく、これからも映画をつくってほしい。これまでのような長編ではないかもしれないが、短編は作ってゆくのだろう。人によっては、一つの作品を観る/読むことによって世界の見方が変わることだってある。大学でジブリのアニメーション映画を教えてきて、宮崎監督は、そのような作品を作ってきたと実感している。引退発言は早すぎる。
大学の広報課を通じて、雑誌社から宮崎監督の引退発言について取材の依頼があった。企画書もしっかりしていたが、まだ宮崎監督が引退表明したばかりで、会見も後日。先日は、ニッポン放送の取材を受け、お話させていただいたが、恐縮ながら、今回の取材は見送らせていただいた。次回にお声をかけてください。
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