土曜日は、神戸で村上春樹特集の学会に参加。元同僚にも会い、楽しく拝聴した。終わってからは、京都の友人と食事とお茶をして新幹線で帰宅。友人と研究の抱負(?)を語る。
日曜日は両国でマインドマップの講習会。想像力を引き出すために同系のソフトも買ったのだがいまひとつ使いこなせず、それならば、とノート術を学ぶことにした。マインドマップは、名前は「なんだかあやしい」(笑)響きなのだが、そのノート術については母校でも講習会が盛んに開催され、さまざまな教育機関で既に導入され成果が期待されている方法である。
5時終了の講習会の後、受講生と講師の方とお茶をしたが談話に花が咲き、夜の八時を過ぎていてしまった。
お茶のおかげで、十数年来、ひっかかっていた謎が解決した。それはフォトリーディングに関することだった。私はフォトリーディングについては知識がなく、単なる速読術ぐらいに思っていたのだが、人間の記憶力にかかわる方法だった。
話を遡れば、一昔。予備校で英語講師のアルバイトをしていた頃、私は学生に「一日100個英単語を覚えなさい」と言っていた。学生は「一日100個覚えても次の日にはほとんど全部忘れている」と反論するが私は「あなたが表層で忘れているつもりでも、潜在的な記憶として残っている」と伝えた。これは、単なる私の体験からの発言だった。高校2年生の頃だったと思う。ある日「これから一日100~200個英単語を覚えよう」と決心した。そうすれば一カ月以内に受験単語を覚えられるという単なる思いつきだったと思う。帰宅してからはノルマを達成する自信がなかったので、学校にいる間(50分間)という制限時間も決めた。したがってほとんど単語帳をぱらぱらめくっている「速読」に近いものだった。開始してから一週間もたたないうちに、たまたま英語長文の問題を解く機会があり、自分では忘れていると思っていた英単語の意味がわかった。
昨晩のお茶のときの話を伺って、当時の私はそれとは知らずフォトリーディーングをしていた、ということが判明した。そういえば、人間は脳の力の一部分しか使っていないという話を聞いたことがある。使えるか使えないか使わないか、いずれも想像力がキーになっている。
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