週末の土日に村上春樹さんの新刊を読了。平家物語の一節をもってきたり、オウム真理教を想起させる宗教を登場させたり、村上さんが日本の読者に向けてではなく、日本以外の読者に向けて書いている感を抱いた。小説を書くことによって、何かを成し遂げようとしているのが、伝わってきた。
一つ気になったのは、新興宗教の教祖を思わせる人物が、複数の少女に“被害”を負わせることが「リトルピープル」に因を求めているように描かれていたことだ。それは、あくまでも「観念」の世界の“加害”であるとする、つまり小説内「幻想領域」に留めてあると解釈できるのかもしれないが、じっくり考えてみたい事柄である。
朝5時におきて新刊書の紹介文を記し、送付。今週末は体験授業のため、準備をしなければ。
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