昨日、学会に参加。やむをえない事情である発表者の方が参加できなかったのだが、その女性の方のお手紙の一節に「文学を政治の道具に使うな、という批判も・・・」云々という言葉があった。
政治的なスタンスの方は、そうでないスタンスの人から直接・間接的に否定的な発言を浴びることがとても多い。しかし、それは、その人が、相手を否定することでしか自分のスタンスが保守できないような場所にいるからなのだろう、と思う。そして、相手が女性だと、とたんに物言いが悪くなる男性もいるので、ため息がでる。
とりあえず、文学研究をするスタンスは様々である。私の場合は、こんな面白い考え方があるのだ、という学問的な興味の部分もあるし、現実を変えてゆきたい、という思いもある。そして現実の問題と絡めて研究しているところを気にいってるといってシンポパネラーなどに呼んでくださる方もいれば、逆のパターンもある。ともあれ賛否の声をともに視野にいれることはためになる。
・・・昨日の学会は、現実の貧困の問題と、文学が描く表現としての貧困の問題を、どう繋ぐのか、ということが話題の一つになった。会場では、悩んで答えが出なかった。
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